ロックンロールのパイオニア達 黒人ロックンローラー3選
まずは1949年にデビューしたファッツ・ドミノです。
デビュー当時はブルースシンガーでした。
動画を貼った曲は3連のロックバラードで、ファッツ・ドミノの代表曲と言えます。
ファッツ・ドミノは、ハスキーな声のネイゾルのウィスバーボイスと、パワフルな声のネイゾルのクライングを組み合わせています。
ファッツ・ドミノは南部のルイジアナ州ニューオリンズ産まれです。
動画は1956年にファッツ・ドミノが、白人ジャズマンのサミー・ケイの1940年の曲をカバーしたバージョンです。
ファッツ・ドミノ
次は1951年にデビューしたリトル・リチャードです。
リトル・リチャードもデビュー当時はブルースシンガーでした。
リトル・リチャードはブルースをルーツにした典型的なロックンローラーで、ブルースと全く同じコード進行で、3連中抜きのシャッフルをせずに8フィールで演奏するという、ブルースから進化したロックンロールです。
リトル・リチャードは、がなり声のネイゾルのシャウトを使うシャウターです。
リトル・リチャードは南部のジョージア州生まれです。
動画は1957年の曲です。
リトル・リチャード
最後は1955年にデビューしたチャック・ベリーです。
チャック・ベリーはデビュー当時からロックンローラーでした。
チャック・ベリーもリトル・リチャードと同じくブルースをルーツにした典型的なロックンローラーで、ブルースと全く同じコード進行で、3連中抜きのシャッフルをせずに8フィールで演奏するという、ブルースから進化したロックンロールです。
チャック・ベリーは、元はアフリカの発声法のマウスレゾナンスを使った、ファンキーな歌唱法です。
チャック・ベリーは北部のミズーリ州セントルイス生まれです。
ミズーリ州は北部ですが、州の一部は南部でしたので歴史的に定義が複雑な州です。
動画は1958年の曲です。
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