明るいトーンのクライング

 クライングの紹介で例に挙げた、サックスの様な声のピーボ・ブライソンがレジーナ・ベルとデュエットをした、ディズニーのアニメーション映画『アラジン』の主題歌"A Whole New World"です。

 ピーボ・ブライソンは、パワフルな声のネイゾルのクライングを使っていて、明るいトーンのクライングです。

 文字通りパワフルに、そして更にサックスの様なクリアな声で歌っています。

 ビーボ・ブライソンは南部のサウス・カロライナ州産まれです。

 動画は1992年の大ヒット曲です(映画の公開も同じ年です)。


ピーボ・ブライソン

 そして、フルートの様な声のミニー・リパートンの代表曲として知られている"Lovin' You"です。

 ミニー・リパートンも、パワフルな声のネイゾルのクライングを使っていますて、明るいトーンのクライングです。いわゆるパワフルな声ではありませんが、クライングはサックスやフルートの様なクリアな声も出せますので、そっちの方を使っています。繊細なフルートの様な声です。

 そして、笛の様な声のホイッスルボイスを使っている事でも有名な曲です。

 ミニー・リパートンは北部のイリノイ州シカゴ産まれです。

 動画は1974年の大ヒット曲です。


ミニー・リパートン

 どちらも、いわゆるカン高い声の明るいトーンとは違い、少しマイルドな明るいトーンだと言える。

 但し、ミニー・リパートンに関してはホイッスルボイスを使っている時は別。

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